高校3年間で読んだ本

なんで英語やるの? 中津遼子 リストの最初にある「なんで英語やるの?」は高校入学前の春休み中に読んだものですが、目からウロコが15枚ほど落ちるくらいにインパクトのある本でした。私がこの本から受けた影響は大きいです。1974年の大宅壮一ノンフィクション賞を受賞しています。文春文庫なんですが、もしかしたらもう絶版かなあ・・・。名作なんですが。英語の勉強が好きな人はぜひ一度読んでみてください。
武器よさらば ヘミングウェイ
冷たい方程式 SFマガジン・ベスト1
長距離走者の孤独 アラン・シリトー
ニホン・ニホン人 富岡多恵子
わが恋の墓標 曽野綾子
華やかな手 曽野綾子
丘の家のジェーン モンゴメリ
宝石世界へ テッド・ホワイト
10 マーク・トウェイン短編集
11 一分間だけ 眉村卓 3の「冷たい方程式」もSFファンの間では有名ですよね。これはアンソロジーなんです。表題作はトム・ゴドウィンが書いています。
12 誰のために愛するか 曽野綾子
13 星と魚の恋物語 曽野綾子
14 エミリーはのぼる モンゴメリ
15 ことばの花束 曽野綾子は「太郎物語」にあまりに心酔したためにこのころはけっこう読んでいますね。
16 地には平和を 小松左京
17 ひとにぎりの未来 星新一
18 ごたごた気流 星新一 この時期、翻訳SFをコマメに読んでいますね。「聖者の行進」の中には映画「アンドリューNDR114」の原作となった短編が入っているんじゃなかったかな?フレドリック・ブラウンも当時お気に入りのSF作家の一人でしたね。ブラッドベリもこの頃初めて読んだのだったかな。
19 停滞空間 アシモフ
20 未来世界から来た男 フレドリック・ブラウン
21 わたしはロボット アシモフ
22 二十一歳の父 曽野綾子
23 聖者の行進 アシモフ
24 高校時代 三田誠広
25 人間以上 スタージョン 「人間以上」は私の好きな超能力もののSFです。
26 スは宇宙のス ブラッドベリ
27 地図にない町 フィリップ・K・ディック 星新一の作品のほとんどは中学生の時に読んでしまいましたね。
28 空は船でいっぱい SFマガジン・ベスト2
29 進化した猿たち2 星新一
30 スポンサーから一言 フレドリック・ブラウン この30冊目の段階で1年生の前半終了(9月)。入学して半年は読書のペースがめっきり落ちてますね。この年の夏の「読書感想文」はたしか24で書いたような記憶が・・・。この頃までは1ヶ月に5冊くらいですから、けっこうゆっくりです。まあ、今と違って本を買うお金がない、という事情もありましたが。
31 ダーティ・ペアの大冒険 高千穂遙
32 火星年代記 ブラッドベリ
33 華氏451度 ブラッドベリ
34 つくられた明日 眉村卓
35 おれの血は他人の血 筒井康隆
36 男たちのかいた絵 筒井康隆
37 蒼い時 山口百恵 このあたり集中的に高千穂遙を読んでおりますが、これは私の初恋の人が「クラッシャー・ジョウ」シリーズのファンだということがこの頃に判明したからです(笑)。季節はもう冬になっております。ジョン・レノンが殺されたのもこの時期でした。
38 刺青の男 ブラッドベリ
39 銀河番外地 高千穂遙
40 ラブ・ストーリィ
41 一条の光 曽野綾子
42 連帯惑星ピザンの危機 高千穂遙
43 撃滅!宇宙海賊の罠 高千穂遙 この時期のラインアップを見るとやはり自分はもともとSF好きだったなあということが思い出されます。ハヤカワ文庫と創元推理文庫にはずいぶんお世話になりました(笑)。ミステリと呼べるような本をほとんど読んでませんね。SFがまだまだ元気な時代でもあったんでしょうね。「SFアドベンチャー」なんていう月刊誌もあったことだし。
44 銀河系最後の秘宝 高千穂遙
45 SFカーニバル フレドリック・ブラウン編
46 にぎやかな未来 筒井康隆
47 七瀬ふたたび 筒井康隆
48 天使と宇宙船 フレドリック・ブラウン
49 暗黒邪神教の洞窟 高千穂遙
50 銀河帝国への野望 高千穂遙
51 人面魔獣の挑戦 高千穂遙
52 SFロボット学入門 石原藤夫
53 宇宙をぼくの手の上に フレドリック・ブラウン
54 地球人のお荷物 アンダースン&ディクスン
55 できそこない博物館 星新一 55冊目からが2年生になります。1年で54冊って・・・今からするとえらく少なく感じます。中学時代の方がもっと読んでましたねえ。
56 水素製造法 かんべむさし
57 建売住宅温泉峡 かんべむさし
58 決戦日本シリーズ かんべむさし
59 C席の客 眉村卓 かんべむさしの作品はこの「水素製造法」が初めてでしたが、なかなかインパクトがありまして、短編が気に入りました。この56と57の2冊はオススメです。
60 百億の昼と千億の夜 光瀬龍
61 たそがれに還る 光瀬龍
62 幻魔大戦1 平井和正
63 真・デビルマンT 永井泰宇 このあたり、怒涛の「平井和正強化月間」のような感じになっておりますが、67から77までは友人からどっさりと借りてきて、1週間で読んでいます。特に「狼の紋章・怨歌・レクイエム1・2」の4冊は一晩で読みきりました。ほとんど徹夜状態で。それくらい面白かったんですねえ。
64 異世界の勇士 高千穂遙
65 悪夢のかたち 平井和正
66 虎は暗闇より 平井和正
67 ねらわれた学園 眉村卓
68 まぼろしのペンフレンド 眉村卓
69 わがセクソイド 眉村卓
70 狼の紋章 平井和正
71 狼の怨歌 平井和正
72 狼のレクイエム第一部 平井和正
73 狼のレクイエム第二部 平井和正
74 狼男だよ 平井和正
75 狼よ、故郷を見よ 平井和正
76 魔境の狼男 平井和正
77 人狼戦線 平井和正
78 いたずらの天才 A・スミス このへんの平井和正も同じ友人からの借り物でした。貧乏学生にはありがたい限りで(笑)。
79 狼は泣かず 平井和正
80 人狼白書 平井和正
81 若き狼の肖像 平井和正
82 狼の世界 平井和正
83 英語の新しい学び方 松本亨
84 美女の青い影 平井和正
85 怪物はだれだ 平井和正
86 農協月へ行く 筒井康隆
87 悪徳学園 平井和正
88 オリバー・ストーリー 角川文庫で出た「幻魔大戦」は自分で買ってましたが、ノベルスで出ていた「真」の方は例の友人から借りました。
89 反在士の鏡 川又千秋
90 魔女の標的 平井和正
91 新・幻魔大戦 平井和正
92 幻魔大戦2 平井和正
93 幻魔大戦3 平井和正
94 幻魔大戦4 平井和正
95 真・幻魔大戦1 平井和正
96 真・デビルマンU 永井泰宇
97 真・幻魔大戦2 平井和正
98 真・幻魔大戦3 平井和正
99 真・幻魔大戦4 平井和正
101 真・幻魔大戦5 平井和正
102 人狼天使・第1部 平井和正
103 SF九つの犯罪 アシモフ編 実はこの「デューン」も「グイン・サーガ」もやっぱり友人から借りて読みました。いい友達を持ったものです。
104 豹頭の仮面 栗本薫
105 デューン砂の惑星1 フランク・ハーバート
106 デューン砂の惑星2 フランク・ハーバート
107 デューン砂の惑星3 フランク・ハーバート
108 デューン砂の惑星4 フランク・ハーバート
109 荒野の戦士 栗本薫
110 ノスフェラスの戦い 栗本薫
111 ラゴンの虜囚 栗本薫
112 辺境の王者 栗本薫
113 七人の魔道師 栗本薫
114 アルゴスの黒太子 栗本薫
115 望郷の聖双生児 栗本薫
116 メガロポリスの虎 平井和正
117 死霊狩り1 平井和正
118 死霊狩り2 平井和正
119 死霊狩り3 平井和正
120 超人ハルク対スパイダーマン ポール・クパーバーグ
121 幻魔大戦5 平井和正 「ペリー・ローダン」シリーズも貸してくれました。10冊ちょっとで挫折してますが。借り物人生(笑)もここらで一段落。この高校2年生では年間130冊くらい読んでますが、実にその半数近くが友人から借りた本でした。7月は22冊、10月は20冊読んでます。
122 暗黒星雲のかなたに アシモフ
123 大宇宙を継ぐ者 ローダンシリーズ
124 銀河の神々のたそがれ ローダンシリーズ
125 ミュータント部隊 ローダンシリーズ
126 謎の金星基地 ローダンシリーズ
127 決戦!ヴェガ星域 ローダンシリーズ
128 時間地下庫の秘密 ローダンシリーズ
129 六つの月の要塞 ローダンシリーズ
130 銀河の時空を抜けて ローダンシリーズ
131 死にゆく太陽の惑星 ローダンシリーズ
132 宇宙の不死者 ローダンシリーズ
133 幻魔大戦6 平井和正
134 幻魔大戦7 平井和正
135 黄金伝説 半村良
136 核戦争回避せよ! ローダンシリーズ
137 秘密スイッチX ローダンシリーズ
138 真・幻魔大戦6 平井和正
139 超ミュータント出現! ローダンシリーズ
140 ヒュプノの呪縛 ローダンシリーズ
141 石の血脈 半村良 栗本薫は「グイン・サーガ」以外にもけっこう読みましたね。この頃は大好きな作家でした。
142 セルーナの女神 半村良
143 サイボーグ・ブルース 平井和正
144 真・幻魔大戦7 平井和正
145 心中天浦島 栗本薫
146 瞑想者の肖像 岬兄悟 岬兄悟デビュー!ですね。
147 夢の10分間 豊田有恒 安部公房も中学時代にけっこうはまって読みましたね。一番最初に読んだのは「人間そっくり」でした。中1の大晦日に読んだのを今でも覚えています(笑)。「SF入門」で紹介されてたんですよ。
148 宇宙ゴミ大戦争 横田順弥
149 魔境惑星アルムリック ロバート・E・ハワード
150 砂の女 安部公房
151 進化した猿たち3 星新一
152 大宇宙の魔女 C・L・ムーア ムーアのこの2作は松本零士の表紙に魅かれて買いました。
153 真・デビルマンV 永井泰宇
154 竜神戦士ハンニバル 田中文雄
155 いま日は海に 曽野綾子
156 人間万事塞翁が丙午 青島幸雄
157 紅蓮の島 栗本薫
158 異次元の女王 C・L・ムーア
159 狐と踊れ 神林長平 私の1番好きな作家神林長平デビュー!ですね。かれこれ22年の付き合いか・・・。
160 白鳥の歌なんか聞こえない 庄司薫
161 グスマン帰れ アラン・シリトー
162 むさし走査線 かんべむさし 庄司薫もけっこう好きでしたねえ。中公文庫でしたっけ。
163 ぼくが猫語を話せるわけ 庄司薫
164 天国への階段 栗本薫
165 セーラー服と機関銃 赤川次郎 そして赤川次郎。高校から大学にかけてはまりました。このときは薬師丸ひろ子の映画への興味から読んだのですが、いつしか病み付きになっていました。大学の卒業間際には、新刊が出るペースに追いつけなくなってピタリと読まなくなりましたが。
166 チョウたちの時間 山田正紀
167 氷河民族 山田正紀
168 ハックルベリ・フィンの冒険 マーク・トウェイン
169 こんなふうに英語をやったら 加藤恭子
170 ノッティンガム物語 アラン・シリトー
171 他人の顔 安部公房
172 イリュージョン リチャード・バック この時期はぽつぽつとSF以外の普通小説にも手を出してますね。シリトーはけっこう好きだったなあ。あとサリンジャーもここで初挑戦。集英社文庫でしたね。今でも「バナナフィッシュに最適な日」のインパクトは忘れられません。
173 星界の王死すとき ジョン・ジェイクス
174 九つの物語 J・D・サリンジャー
175 土曜の夜と日曜の朝 アラン・シリトー
176 さようならコロンバス フィリップ・ロス
177 チャックより愛をこめて 黒柳徹子
178 まだ地上的な天使 亀和田武
179 限りなく透明に近いブルー 村上龍 村上龍のデビュー作(芥川賞)はあまりピンとこなかった・・・。
180 青春の休み時間 三木卓
181 一人で歩いていった猫 大原まり子 大原まり子デビュー!まさか岬兄悟と結婚するとはこの頃夢にも思いませんでしたね。
182 砲撃のあとで 三木卓
183 さよなら怪傑黒頭巾 庄司薫
184 フラニーとゾーイー J・D・サリンジャー
185 大工よ、屋根の梁を高く上げよ J・D・サリンジャー ここから3年生です。
186 青春共和国 赤川次郎 「グイン・サーガ」もそうですが、この「魔界水滸伝」シリーズも結局最後までは読んでいないのですよね。10巻くらいまでは夢中になって読んでた記憶があるのですが・・・。あれって完結してましたっけ?
187 イリスの石 栗本薫
188 真・デビルマンW 永井泰宇
189 同じ一つのドア ジョン・アップダイク
190 魔界水滸伝1 栗本薫
191 魔界水滸伝2 栗本薫
192 O・ヘンリ短編集 O・ヘンリ なぜかO・ヘンリなんて読んでますけど(笑)。
193 一日だけの殺し屋 赤川次郎
194 エーリアン殺人事件 栗本薫
195 死の婚礼 栗本薫
196 さびしがり屋の死体 赤川次郎
197 メタモルフォセス群島 筒井康隆
198 O・ヘンリ短編集(二) O・ヘンリ
199 人類皆殺し トーマスM・ディッシュ
200 O・ヘンリ短編集(三) O・ヘンリ
201 アンドロイドは電気羊の夢を見るか? フィリップ・K・ディック 201は映画「ブレードランナー」の原作ですね。私が買ったのは映画の写真が表紙になったやつです。映画もビデオでずいぶん後に見ました。
202 セイレーン 栗本薫
203 アイソトープ・マン チャールズ・エリック・メイン
204 流域 小川国夫
205 サラマンカの手帖から 辻邦生 lこのへん、妙に普通小説(純文学?)を立て続けに読んでるのは「読書感想文」対策かな?ちょうど夏休み中だし。高橋三千綱はけっこう面白かったですよ。
206 北の岬 辻邦生
207 青春失恋記 太田治子
208 九月の空 高橋三千綱
209 対岸の祝日 高橋三千綱
210 イタルバーに死す ロジャー・ゼラズニイ 都筑道夫も中学時代に何冊か読んでいて、このあたりからだんだんはまっていきましたね。大学の図書館にたくさんあったので、借りまくりました。
211 親離れするとき読む本 神津カンナ
212 宇宙の孤児 ロバート・ハインライン
213 びっくり博覧会 都筑道夫
214 十七人目の死神 都筑道夫
215 捜査 ←これって誰の本なのかな?
216 天使を誘惑 高橋三千綱 このへんはSFを読んでませんね。かんべむさしのはエッセイだし。赤川次郎が増えてきました。日付を見ると、元旦に「むさしキャンパス記」を読んでいて、次の「ふたりの恋人」が1月17日ですから、きっと「共通一次試験」のための受験勉強に全エネルギーを集中してたのでしょう。
217 葡萄畑 高橋三千綱
218 阿蘭陀すてれん 都筑道夫
219 悪妻に捧げるレクイエム 赤川次郎
220 ビートルズの優しい夜 小林信彦
221 悪魔のような女 赤川次郎
222 むさしキャンパス記 かんべむさし
223 ふたりの恋人 赤川次郎
224 血とバラ 赤川次郎
225 デンパサールの怪鳥 河野典生
226 カンタン刑 式貴士 鬼才「式貴士」をご存知ですか?一応これもSFですかね。
227 連想トンネル 式貴士
228 探偵物語 赤川次郎 「探偵物語」は大学に入ってから薬師丸ひろ子主演(共演が松田優作)で映画化され、見に行きました。同時上映が「時をかける少女」(原田知世)。
229 脅迫者によろしく 都筑道夫
230 再びなんで英語やるの? 中津遼子
231 頭の散歩道 阿刀田高
232 吸血鬼はお年ごろ 赤川次郎 232以降は大学の2次試験も終わり、反動でたくさん読んでます。3月だけで20冊。なぜか東海林さだおなんて読んでるし(笑)。
233 国境線は遠かった 筒井康隆
234 吸血鬼飼育法 都筑道夫
235 朱漆の壁に血がしたたる 都筑道夫
236 笑うな 筒井康隆
237 孤独な週末 赤川次郎
238 夢幻地獄四十八景 都筑道夫
239 キリオン・スレイの復活と死 都筑道夫
240 ショージ君のゴキゲン日記 東海林さだお
241 美しき魔王 高千穂遙
242 昼下がりの恋人達 赤川次郎
243 暗黒世界のオデッセイ 筒井康隆
244 はかま満緒のコント笑話史 はかま満緒
245 悪魔はあくまで悪魔である 都筑道夫
246 みだれ撃ち涜書ノート 筒井康隆
247 七胴落とし 神林長平 神林さんの2作目。
248 吸血鬼はお年ごろ〜吸血鬼株式会社〜 赤川次郎
249 スリラー料理 都筑道夫
250 盗みは人のためならず 赤川次郎
251 火星人の方法 アシモフ

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